研究分野は、理科教育(理科教育論、理科教育史、諸外国の科学教育、理科のカリキュラム、学習心理、教育評価、授業研究、学習指導)、環境教育、幼児教育(科学的分野)、生活科教育(理科的分野)、総合的な学習(理科的分野)、教材開発に関するものです。もちろん、その他の研究も行なっています。
一人ひとりが調べたいテーマに沿って先行研究を精査し、考えを構築し、それについてゼミ生全員で討論し、考えをさらに深め、学会発表や卒業論文作成につなげていく活動がメインとなります。これらを通して、たくさんの理科教育に関する知識が身につき、理科教育学の研究や理科の授業力に関する能力が向上します。また、教職大学院の学生もゼミには参加します。
・認知負荷理論を活用した科学概念構築を促進する指導法の検討 ―高校化学「エントロピー・エンタルピー」の学習に着目して―
・小学校理科におけるICTを活用した振り返り学習
・梅根悟の科学教育観
・生命分野の文脈におけるp-primsの表出の検討 ―目的論、擬人的説明を中心に―
・SSHの科学的探究活動における批評過程の実態調査
・表情に着目した感情的エンゲージメントの評価方法の検討
―大学生を対象としたエネルギーの映像授業を事例として―
・日本の海洋教育の現状と課題
・理科授業におけるコーピングの実態調査 ―質問紙調査を取り入れて―
・昭和戦前期における稲敷郡の科学教育の実態に関する研究
―高橋熙の教育原理に着目して―
・戦前・戦中の茨城県の理科教育
・小学校理科における独立変数設定能力の現状と指導法の提案
・教員養成課程学生のプログラミング的思考過程に関する研究
・教員養成課程学生のもつレジリエンスを導く指導方法の現状
-理科授業の失敗の場面に着目して-
・中学校理科におけるエンゲージメントに関する研究 -科学的探究に着目して-
・教員養成系学生の電流保存概念変容を促す教材の開発 -電池の消耗に着目して-
・幼児の素朴生物学に関する研究
・中学校理科におけるcontext based approachに関する研究
・小学校の理科授業におけるメタ認知促進に関する研究
・変数抽出能力の育成に関する研究
・仮説設定能力の育成に関する研究
・学びのユニバーサルデザイン(UDL)に関する研究
・疑問の要因に関する研究
・小学校の理科における気づきの質に関する研究
・理科授業におけるメタ認知の促進に関する研究
・フィンランドの理科教育における知識観の解明
・放射線の透過性理解促進に関する研究
・初等教育における質量保存概念形成の指導方略に関する研究
・理科授業における科学的探究可能な「問い」の生成モデル構築に関する研究
・日本の理科教育における環境学習の提案
-オーストラリアのクロスカリキュラムに着目して-
前期:毎週木曜日 13:00〜17:30 (主にA421)
後期:毎週木曜日 12:30〜17:30 (主にA421)
宮本直樹(研究室:A418)
オフィスアワー:毎週木曜日昼休み
naoki.miyamoto.se@vc.ibaraki.ac.jp